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新:中小建設企業のM&A
はじめに
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はじめまして、みどり合同経営のコンサルタントの林田晃尚と申します。
「建設業のM&A」というテーマで今回からメルマガを担当させて頂く事に
なりました。
今回のメルマガは、以前発行した小冊子「30分で楽しく読める中小建設業の
M&A」を少し修正した内容となっています。
前回のH17年ごろの連載時にはM&Aは非日常的なイメージで、建設業界に
とっては身近な話題ではないと思われがちでした。
しかしながら、その後、東日本復興需要、政権交代などありましたが、
建設業業界が厳しいことには変わりがありません。
また、世代交代が喫緊の課題である会社が年々増えていること、金融機関から
業績向上を強く迫られている状況下で、受注を確保するために他企業との
経営統合を選択する建設会社や、後継者不足等の問題から会社を譲渡する
事も選択肢の一つとして考える建設会社も多くなっており、建設業界の中でも
M&Aは身近な話題になりつつあります。
コンサルティングを行う中で、経営統合に関する問い合わせが増加してきた
こともあるため、改めて中小建設業のM&Aに関するメルマガを掲載させて
頂くことになりました。
経営統合のスキームには、LLP(有限責任事業組合)を設立する方法や、
M&A(合併または買収)等の方法があります。
今回のメルマガでは、その中のM&Aに焦点を充てて、主に以下の内容を
連載していきたいと思います。
(1)M&Aの企業評価
(2)M&Aの法務
(3)M&Aの会計
(4)M&Aの税務
次回からは、まずM&Aの前提となる「企業評価」について説明していき
たいと思います。
みどり合同経営 コンサルタント 林田 晃尚(日本公認会計士協会準会員)
執筆者ご紹介 → hhttp://ct.mgrp.jp/staff/hayashida/