はじめに: 「運送業」の課題解決の着眼点

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  新連載:自称”若手コンサルタント”がお送りします!
  「運送業」の課題解決の着眼点

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弊社メールマガジンをご購読いただいているみなさま、はじめまして!

今回より連載させていただきます、柏野 里奈(かしの りな)です。
私は平成24年4月に大学新卒として入社し、4年目を迎えようとしている、
自称“若手コンサルタント”です。

今回の連載では、入社4年目の自称“若手コンサルタント”の目線で、
経営者様や経営幹部の方とのミーティングや日々のやり取りを通じて
感じる、みなさま方の抱えている課題や取組みについてお伝えして
いきたいと思います。また、それに対して先輩コンサルタントとミーティ
ングを重ねながら、我々コンサルタントがどんなアドバイスをしている
のか、例となる企業様の様子を踏まえながらお伝えし、
みなさまにとって、少しでも有用な内容にできればと考えております。
よろしくお願いいたします!

さて、今回、私がテーマとして取り上げさせていただく業界は『運送業』
です。
『運送業』を選んだ理由として、もちろん、ご支援させていただいている
企業に運送業者様が数社あることもありますが、経営者様とのやり取りを
通して、日々の生活に欠かせない物流を担う運送業が置かれている環境が
決して穏やかではないことや、そんな環境の中で、常に次の展開を模索して
いかなくてはならないといった課題を抱えていらっしゃると感じており、
こういった課題への対応策を一緒に検討していければという思いがあります。

早速ですが、『運送業』の経営者のみなさまは、どういったことが課題で
あるとお考えでしょうか?
当然、企業様によって多種多様な課題があると思いますが、例えば空車を
なくすための管理指標である『実車率』については、お悩みになっている
経営者様が多いのが実情ではないでしょうか。

この「『実車率』を上げるってどうやって?」といった課題の他に、
「仕事を確保できるかどうかは荷主次第ではないの!?」や「荷物
(仕事)はあるけどドライバー(人)がいない!?」といったことも
最近は多く聞かれます。

そこで、今回の連載では、『実車率の向上』、『荷主の動向』、『人材の
確保』の3つをテーマとして、次回より、『運送業』の課題へ対応する
着眼点やポイントについて、現場でのやり取りを交えながら
数回にわたって連載させていただきます。
どうぞお付き合いください。

執筆者:
柏野里奈(コンサルタント)
執筆者ご紹介 → http://ct.mgrp.jp/staff/kashino/

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